F1CD-010B
スピリット・ホンダ201C (SPIRIT HONDA 201C) 1983年
実車について
SPIRIT HONDA 201C 1983年
ホンダF1第二期最初のマシン。
1980年に2リッターV6のF2エンジンでF2に復帰を果たしたホンダが、その強力なF2エンジンを基にF1用1.5リッターV6ターボエンジンを開発し、F1に挑む事になりました。
復帰初年度は試験参戦という位置付けで、有力チームとのジョイントではなく前年F2で大活躍をしたスピリットチームと共にF1に参戦します。
ホンダF1エンジンのデビューはイギリス ブランズ・ハッチで行われた ノンタイトル戦のレース・オブ・チャンピオンズです。そしてF1GPへの正式参戦は7月16日のイギリスGPからでした。
マシンはスピリット・ホンダ201C。前年型F2マシンを改造しただけのシャーシであり、さらに初期トラブルに悩まされ続けたターボエンジンでのレースはとても戦える体制とはいえませんでした。
それでも前年F2で活躍したステファン・ヨハンソンの力走もあり、その後のホンダエンジン開発の礎となります。
デザイン ゴードン・コバック ドライバー ステファン・ヨハンソン
戦績 (1983年)
1983年 | 40 ステファン・ヨハンソン | |
予選 | 決勝 | |
イギリスGP | 14位 | リタイア |
西ドイツGP | 13位 | リタイア |
オーストリアGP | 16位 | 12位 |
オランダGP | 16位 | 7位 |
イタリアGP | 17位 | リタイア |
ヨーロッパGP | 19位 | 14位 |